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消費総合指数も読めるのにゃ!

消費総合指数のポイント

個人消費を月次で総合的に把握するにゃ!
☑需要側、供給側の双方から作成だにゃ!

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photo by Scott Beale

<趣旨>

把握が難しい個人消費を総合的に捉えることを目的に作成している。個人消費関連の指標はそれぞれに一長一短があり、一つの指標で的確に把握することが難しいと言われている。このため、各種指標を使って指数を作り、総合的に実態を表すように工夫している。毎月の月例経済報告での個人消費の基調判断で、主要な判断材料の一つとして使われている。

<発表機関>

内閣府(経済財政ー景気判断・政策分析担当)

<重要度>

B




消費総合指数の読み方

1.家計調査の振れを小さく

個人消費は家計部門によるモノやサービスに対する支出金額を表すが、世帯数が非常に多いことなどを背景に、企業や政府の支出に比べてきちんと把握するのが難しいという特徴がある。

家計調査は対象サンプルが少なく、偶然、調査対象者による自動車など高額商品購入が特定の月に偏ってしまうと消費支出が上振れし、翌月にはその反動で下振れしてしまうケースもある。

百貨店やスーパー、コンビニエンスストアなどの販売統計では、各業態の浮き沈みなどの影響を取り除かなければならない。

消費総合指数では複数の統計を利用して作成することで、調査サンプルによる振れなどを小さく抑えることができる。物価変動の影響を除いた実質の季節調整値を公表しており、景気情勢を分析するのにも利用しやすいという特徴がある。

2.GDP統計の個人消費の参考に

消費総合指数は、四半期ごとの国内総生産(GDP)統計の個人消費の算出方法を参考にして作成されている。このため、GDPの個人消費を占う上で、消費総合指数を参考にすることができる。消費総合指数は、月次で公表しているため、四半期の頭注であっても個人消費がどのような状況にあるのかが分かる。

GDP統計、消費総合指数とともに内閣府が発表しているが、それぞれ異なる部署が完全に独自作成している。互いに情報を共有しているといったこともないため、もし両方の指標の動きが合わなくても何の保証もない。

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