猫好きのFXトレーダーが経済指標の読み方をメモするブログ

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3市場信用取引残高も読めるのにゃ!

3市場信用取引残高のポイント

信用取引を通じた株式市場の仮需動向を見るための指標だにゃ!
☑買い残高の増加は足元の相場の強さを示すと同時に、将来的な売り圧力にもなるにゃ!


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photo by Felipe_Borges

<趣旨>

株式市場における信用取引の利用状況を示すもの。需給要因や投資家心理を占ううえで重視する市場参加者が多いようである。

<発表機関>

東京、大阪、名古屋の3証券取引所

<アドレス>

www.jpx.co.jp

<発表周期>

原則として毎週火曜日に前週末時点の残高が公表される。

<重要度>

A




3市場信用取引残高の調べ方

東京、大阪、名古屋の3証券取引所が会員証券会社から残高報告を受け、これを集計する。

3市場信用取引残高の読み方

1.市場心理のバロメーターに

東証など3市場の信用取引残高を合計したものを3市場残高という。全国証券取引所信用取引の大半をカバーしており、この数字を見れば信用取引状況を把握できる。景気や企業業績、金利などが相場を信用取引は市場の外から動かす外部要因だとすれば、信用取引は市場の内部で株価を動かす仮需の内部要因だといえる。

2.買い残高から先行きを相場を水準

売り残高と買い残高があるが、注目される機会が多いのでは買い残である。買い残高の増加具合や水準から先行きの相場をある程度、推測できるためである。

3.信用取引、貸借取引、賞金残高

信用取引は、証券会社がお客に信用を供与してお紺われる取引のこと。信用取引を利用すれば、少ない資金、少ない株式でより多くの株式を買ったり、売ったりすることができる。投資家は、一定の補償金を積むだけで取引できる。

ただし、証券会社はすべてのお客の注文に応じてお金や株式を貸すことできない。資金力の強い大手の証券会社であれば相当の注文に応じることができるが、資金力に劣る証券会社は信用取引の注文を受けると買うための資金、得る株を証券証券金融会社との取引を貸借取引という。

証券会社は同じ銘柄ごとの売りと買いの注文を証券会社内で相殺し、売り越し、または買い越しの分を証券金融会社へ持ち込んでいる。この残高が、証金残高と呼ばれる。

4.相場の影響を受けるわけなので慎重に

もともと貸借取引制度は、株式市場に資金を供給して流動性を高めるのが目的だった。しかし、証券会社の財務基盤が固まるにつれて、証券会社が顧客のニーズに応じる形で収益源の一つになった。さらに個人投資家の多くがネット取引を通じて売買注文を出すようになっている最近では、信用取引が「少ない元資金で株式投資ができる手段」ととらえられる場合が増えている。

しかし、あくまで取引をしやすくするための手法としてあるのが基本で、相場の影響を受けるわけですから余裕あるのが基本で、相場の影響を受けるわけですから余裕の範囲で慎重に利用することが重要である。

5.株価の先行き占う材料

話を3市場残高と株価の関係に戻すと、信用取引の決済までの期間は、制度信用は6カ月で、一般信用と呼ばれるものは3カ月である。ただし、6カ月後を期日にする取引がほとんどである。仕組み上、たとえば買い残高が急増した場合には、期日を迎える6カ月後には反対にまとまった売りが出て株価にとっては下げ要因に働くはずである。

しかし、投資家に資金的な余裕があって、株価の先高が見込めるようなら投資家は期日を先延ばしすることで、売り要因にはならなくなる。信用取引を利用するのは個人投資家が多いのが、投資信託や金融機関、最近では外国人の売買動向を合わせて考えることで、3市場残高の水準から株価の先行きを占う一つの材料になるはずである。

また、信用倍率と言われる数字も株価予測の指標になる。一般医信用部位率は株式数ベースで計算するが、下位が売り株数の何倍あるかという倍率である。

信用倍率が小さければ、よく「信用の取り組みが接近している」などと言われ、投資妙味がると言われる。これは、売りが将来の買い、買いが将来の売り要因であることに注目して需給面から株価の先行きをとらえようとした手法である。