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猫でも分かる経済指標

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外貨準備高も読めるのにゃ!

外貨準備高のポイント

☑国が保有している外貨や金の合計額で、輸入代金や借入金返済などの対外支払い能力を示すにゃ!
☑国ごとの経済力を比較する目安になると同時に、自国通貨の強弱を示すにゃ!

かわいい子猫3D

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〈趣旨〉

外貨準備高の増減は、国際収支の動向に大きく左右される。国際収支が赤字になれば、対外支払いが増え、外貨準備高は普通、減少する。
しかし、変動相場制のもとでは、為替相場の安定を図るために行われる介入によって大きく変動する。

〈発表機関〉

財務省理財局国庫課

〈アドレス〉

www.mof.go.jp


〈発表周期〉

月次。翌月初めに発表。

〈重要度〉

 B




外貨準備高の調べ方

政府と日銀が保有する金、外国為替が中心、IMF(国際通貨基金)のリザーブポジション、SDR、(IMF特別引出権)も対象。

外貨準備高の読み方

1. 外貨準備高の適正規模

外貨基準の増減は、外国為替の受払やの反映であるから、一国の外貨準備が増えることは、その分他国の外貨準備が減ることを意味する。外貨準備高は大いに越したことはないが、一国がむやみに外貨を貯め込むことは国際協調に反することになる。

一方、外貨準備高が減りすぎると経済の正常な運営が難しくなるので、外貨準備高の規模は大きすぎもせず、小さすぎもしない適正水準に保つことが望ましいといえる。

2.増減の内容分析がポイント

外貨準備が大きく増減するには、政府・日銀が為替介入をしたときである。ドルに対して円高がいきすぎと判断した時は円を売り、ドルを買う。この結果、外貨準備が増える。ドルの流入超過が円高圧力になるわけだが、それがどこで起こっているかは外貨準備高を見るだけでは分らない。

貿易取引、貿易外取引、資本取引などのうち、どれによって増え、どのような形で運用されているか注意する必要があるわけで、国際収支表を併用することが重要である。

3.円相場への影響。

外国為替相場は、その国の成長率、物価動向、経常収支などのファンダメンタル図に左右されることがある。日本経済の先行きを好感して対日投資が増え、資本が流入、円相場は上昇する。逆に、ファンダメンタルズが悪化すると、資本流出の一因になる。

外貨準備高も国際収支や経済成長の先行きを判断する経済指標の一つなので、ファンダメンタルズの動向を占う要因となる。つまり、外貨準備高の増加⇒ファンダメンタルズ好転⇒資本流入⇒円高、という図式が成り立つ。この結果、外貨準備高の増加だけで円高を連想して縁の買い注文がドッと出ることもある。

外貨準備の規模が大きくなりすぎると、他の国から不満が強まり、貿易摩擦の激化にもなるので、外貨準備高が多すぎるときは円安要因に働くこともある。

4.海外諸国と比較が必要

外貨準備高の適正規模は、「年間輸入規模の3分の1から4分の1」という説がありますが、諸説があり、一概には言えない。ただ、世界各国の外貨準備高に占めるシェアなどを比較・検討してみることが重要である。これによって世界全体に占めるその国の位置づけを確かめることができる。

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