猫好きのFXトレーダーが経済指標の読み方をメモするブログ

猫でも分かる経済指標

ただの猫好きFXトレーダー

円相場も読めるのにゃ!

円相場のポイント

☑円と他国通貨の交換比率だにゃ!
☑物価、景気など日本経済の実力を示すにゃ!

日本の猫 (2014年カレンダー)

〈趣旨〉

日々の円相場の動きを見て、輸出入業者や投資家がより有利な為替レートで円と外貨を交換する。海外旅行、外貨預金など個人芋大きな影響がある。日本経済全体に与える影響が与えるため、政府・日銀が自ら円を売り買いする市場介入に乗り出すこともある。

〈発表機関〉

銀行、外国為替ブローカーからの報告を受けて日本銀行金融市場局為替課が発表。

〈アドレス〉

http://nikkei225jp.com/fx/

〈発表周期〉

毎日午後5時過ぎに直物の午前9時と午後5時時点の取引レートとその間の値幅、中心地、前営業日の出来高、直物・先物相場のスプレッド、通貨オプションの予想変動率(ボラティリティ)をまとめて発表。ただし、直物相場は随時、銀行などが譲歩を流すほか日本銀行も電話サービスの形で午前9時から午後5時まで毎時の数字を発表。

〈重要度〉

 A



円相場の調べ方

日銀が書く金融機関などから報告を受け、まとめる。

円相場の読み方

1. 国際収支動向を反映

円相場は基本的に日本の刻さ収支を反映、黒字基調のときは円高、赤字基調の時は円安になる。黒字基調の時は日本医外貨が大量に入ってくるので市場で外貨が供給過剰になり、外貨が安く、円が高くなるからである。赤字基調はその逆を示す。

2.金利差で動く

国際収支には貿易収支や資本収支があるが、最近は円相場に及ぼす資本収支の影響が大きくなっている。実際のモノの出入りに基づく貿易収支に比べて株式、債券などモノを伴わない資本の出入りの方がスピーディーで、日本の巨額の黒字を背景に金額も増えているからである。とりわけ長期資本の流出入が大きく響く。

資本の出入りは、内外の金利の高い通貨を求めてお金が世界の市を自由に動き回るからで、米国や欧州の金利の動きが注目されるのはそのためである。

3. ファンダメンタルズも注視

ファンダメンタルズは経済の基礎的条件と訳し、国内総生産(GDP)成長率、物価上昇率失業率など様々な要素を含む経済の実力と呼んでよいだろう。各刻の政権の安定度合も経済政策に大きな影響を及ぼすため、「政治もファンダメンタルズの一つ」との受け止め方が定着してしまう。かつては国際的な緊張が高まった際にはドルが高くなる「有事のドル買い」が一般的に認識されていたが、米国同時テロを期にドルが売られるケースも増えている。

4. 欧米市場に連動

外国為替は株式などと異なり、24時間いつでも世界のどこかで取引が行われている。日本時間の夜は時差の関係でニューヨーク、ロンドンなど欧米の主要市場が開いている。ニューヨークの動きが翌朝の東京市場に伝わり、さらにロンドン、ニューヨークに打ち返されるという形で市場は繋がっていく。円相場が東京だけでなく、外国市場の動きを把握することも当然必要になる。

5. 介入には限界

主要通貨が変動相場制に移行して以来、為替相場の変動で各刻経済が大きな影響を受けることが多くなった。各国通貨当局が実施しているのが市場への介入である。

ただ、極端な相場の動きをなだからにする効果はあっても、基本的に相場方向を変えるほどの力がないとの受け止め方が、市場関係者の間では多数派である。

6. 円相場と景気

円相場が日本経済に与える影響はいくつもある。円安の場合、円表示が同じ商品なら輸出する際のドル建て価格が安くなり輸出が増えやすくなる一方、円高のときは逆になると言われる。エコノミストなどの間では、大規模な円売り介入で円相場を押し下げ、デフレ脱却や景気浮揚につなげるべきとの考え方がある。しかし、巨額の貿易赤字を抱える米国はアジアの各国の自国通貨安政策へ批判を強めており、円安誘導の実現性は低いのが実情である。政府・日銀も市場介入は円相場の乱高下を抑えるための手段で、特定の水準に誘導する狙いはないとの見解を示す。