猫好きのFXトレーダーが経済指標の読み方をメモするブログ

猫でも分かる経済指標

ただの猫好きFXトレーダー

外国為替平衡操作(為替介入)も読めるのにゃ!

外国為替平衡操作(為替介入)の実施状況のポイント

☑政府の外国為替市場介入額が分かるだにゃ!
☑為替動向に対する政府のスタンスが表れるにゃ!

のらネコ写真集 Cats in their heaven

〈趣旨〉

外国為替市場は国内外の民間投資家の売買でそのときの水準が決まりますが、各刻の政府や中央銀行が相場水準を是正するために行うのが外国為替平衡操作である。一般に為替介入とも呼ぶ。例えば、相場が極端な円高・ドル安になると、輸出企業の収益が圧迫されて景気に悪影響を与えるので、ン見本背不・日銀は円売り・ドル買い介入を実施することが多くなる。実施状況を定期的に発表することで、介入政策の透明性を高めようとしている。

〈発表機関〉

財務省国際局為替市場課

〈発表周期〉

月次の介入額はその月の最終営業日に発表。介入状況の詳細は四半期ごとに期末から2カ月以内に発表。

〈重要度〉

 A




外国為替平衡操作(為替介入)の調べ方

毎月発表する介入額は、政府・日銀がある月に決裁した為替介入額を財務省から集計する。介入の実施から決済までは2日間かかるので、前月末2営業日を含み当該月末2営業日を含まない介入実施額を示す。四半期ベースの詳細数字は介入額だけでなく、介入した日付や対象通貨も発表する。

円相場の読み方

1. 介入額

一定期間内にどの程度の規模の介入を実施したかで、期間内の相場変動に対する政府のスタンスが伺える。大規模な円売り介入を行っていれば、政府がそれだけ輸出企業の業績や景気動向に配慮していると言える。

2.対象通貨

日本政府は影響力の大きいドルに対する介入を行うことが多いが、ユーロへの介入もある。四半期ごとの詳細発表では、どの通貨に対する介入を実施しているかが分かる。

3. 覆面介入

政府は従来、介入した事実を市場関係者らに実施直後に知らせていたが、2003年初めからは介入したことを隠す覆面介入という手法を導入した。覆面介入の導入が定着すれば、政府・日銀が市場介入していなときでも介入を巡る思惑が市場に流れ、政府が普段示しているスタンスの方向に相場が向かうことが期待されている。比較的小規模な介入でも効果が大きいと財務省は説明するが、介入を宣言することで得られたメッセージ効果はなくなる。発表時にはこうした覆面介入の状況も分かる。