猫好きのFXトレーダーが経済指標の読み方をメモするブログ

猫でも分かる経済指標

ただの猫好きFXトレーダー

機械受注統計も読めるのにゃ!

機械受注統計のポイント

☑機械の設備投資の先行指標だにゃ!
☑「船舶・電力を除く民需」を重視するにゃ!

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〈趣旨〉

機械メーカーの受注した設備用機械類について、毎月の実績を調べて、設備投資動向の先行きを把握。

〈発表機関〉

内閣府経済社会総合研究所

〈発表周期〉

月次。2ヶ月後の10日前後。

〈重要度〉

 A



機械受注統計の調査方法

調査票を対象の機械メーカーに送り、各月の受注実績を需要家別、機種別に調べる。機械メーカーの調査対象は300社程度。機種別は、原動機、充電器、電子・通信機械、産業機械、工作機械、鉄道車両、道路車両、航空機、船舶など。さらに、機種別では、販売額と受注残残高をまとめる。1989年から導入された消費税については、「税抜き」で扱っている。

また、季節調整値を発表しているが、毎年3月調査時点で改定している。

機械受注統計の読み方

1. 船舶・電力を除く総合の動向を調べる

船舶・電力は景気局面と関係性が薄く、大幅に振れやすい2~3期先の設備投資の動向を見極められないため、設備投資の先行指標として除いている。船舶は企業が発注する機種を指しており、電力とは電力会社など営業者としての電力を示す。ただ最近は、企業がぎりぎりまで惹きつけて機械メーカーへ発注するようになってきており、先行性がやや薄れてきていることを指摘もある。

2. 振れの大きな統計

他の統計に比べて振れやすいといった特徴がある。このため1カ月間だけの結果をもって、機械受注の基調判断をすることは難しい。このため四半期ごとの結果なども見ながら、中期的な流れを把握する必要がある。

3. 受注残高なども組み合わせる

機械メーカーは自ら生産能力や立場によって受注額に微妙な変化が生じるとの見方がある。例えば、機械受注残高、つまり手持ちの仕事が多く抱え、生産が間に合わない場合、意図的に受注を抑える行動に出る可能性がある。一方で、機械メーカーの受注残高が大幅に減ると、仕事量を確保するために積極的な受注に乗り出すといったことが考えられる。

4. 機械受注見通し

機械受注統計を補完するために、四半期ごとに実施。翌四半期、翌々四半期の受注見通しなどを、実績と合わせて調べている。事前の見通しをその後に実績で上回ることができるのか、といことが注目される。