猫好きのFXトレーダーが経済指標の読み方をメモするブログ

猫でも分かる経済指標

ただの猫好きFXトレーダー

公社債投資家別売買状況も読めるのにゃ!

社債投資家別売買状況のポイント

☑債権相場を左右する需給要因を示すのにゃ!
☑大手銀行の動向が関心の中心にゃ!

ニッポンの猫 (新潮文庫)

〈趣旨〉

国債を中心とした公社債市場の売買動向を投資家別に詳しく示す。投資家ごとの売買動向を把握することで、投資家層による相場観尾違いや将来のうちかいの需給分析に使われる。

〈発表機関〉

日本証券業協会

〈発表周期〉

月次。原則として、毎月20日。

〈重要度〉

 A




社債投資家別売買状況の読み方

1. マーケットの判断材料にする。

株安や貸し出しの低迷を背景に、銀行が国債事業会社の社債を大量に買い進めてきた。その結果が一時は10年物国債利回りで1%を下回るほどの超低金利状況が生まれた。銀行は金利が上昇すると巨額の含み損を抱えることになるため、債券相場に影響にとどまらず、銀行が不良債権処理のための原資をどう確保するのか、株式市場への資金シフトが起こるのかなど、様々な角度からマーケットの判断材料になる。

2. 投資家別売買状況の売り付け額と買い付け額の差引で将来を予想する。

投資家別売買状況では、例えば信託銀行や農林系金融機関とした投資主体ごとに月間の売り付け額と、買い付け額、その差額に当たる差引が公表される。重要なのは差引で、売り越しが大きくなればその業態は相場の先行きに大勢として慎重と判断できるし、買い越しが大きくなれば先行き強気と考えてもよい。