猫好きのFXトレーダーが経済指標の読み方をメモするブログ

猫でも分かる経済指標

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マネーサプライだにゃ!

マネーサプライのポイント

☑ 市中に出回る通貨量を示すにゃ!
☑ つまり、金融政策運営の目安になるにゃ!
☑ 景気や物価の動向と関係ありにゃ!

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photo by Tambako the Jaguar


マネーストックの詳細

 <趣旨>
  マネーサプライは市中に出回っているお金の総金額を示す。
  一般的に景気が良くなるとマネーサプライは増加し、物価が上昇する。
 
 
 <発表機関>
  日本銀行調査統計局経済統計課
 
 <アドレス>
  http://www.boj.or.jp/statistics/money/ms/index.htm/

 <発表期間>
  月次。

 <重要度>
  A



マネーサプライの調査方法

 1.企業や団体、個人などが保有する通貨金額の残高を合計。
   (金融機関が預かっている現・預金は対象外)

マネーサプライの読み方

 1.マネーストックの指標の中では、M2+CDを見ると物価の動向が分かる。
    M2+CDを見れば、実体経済や物価の動向を把握できる。
     M2・・・現金、普通預金、定期性預金などの合計
     CD・・・譲渡性預金などの合計

   M2+CDを重視するのは、理由は次の3点。
    ・マネーストックの変化が実態経済や物価影響を及ぼすまで、
     数・四半期かかる。
    ・マネーストックのを短期的にコントロールすることはできない。
    ・決算手段として、容易に切り崩すことができる普通預金が含まれる。

 2.通貨量の幅広い動きは広義流動性を見る。
    広義流動性は、M2+CDよりもより幅の広い通貨量の動きを示す。
    広義流動性には、現・預金に投資信託
    国債や外債などの金融資産を幅広く含んだ指標。
  
 3.「末残」よりも「平残」をチェック。
     末残・・・月末や年末、年度末の残高
     平残・・・日々の残高の平均値。
     (両者はほとんど同じに見えるが、平残の方が正確。)

 4.物価との関係
    経済を単純化して考えると、世の中のモノやサービスが一定の場合
      マネーストックが上昇・・・物価が上昇
      マネーストックが下降・・・物価が下降

   ただし、今の日本はマネーストックが増える金融政策を取っていますが、
   個人がお金を使わないために、市中で使われる通貨の量が減ってしまい、
   物価の下降、つまりデフレに陥っている。

 5.行き渡らぬお金
    貨幣乗数・・・銀行の信用創造を通じて、
           お金がどれだけ効率的に市中に供給されているか示す。
    貨幣乗数が多ければ多いほど、お金が出回っていることになる。

    *貨幣乗数の計算方法
     貨幣乗数マネーサプライ/マネタリーベース