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日銀短期経済観測だにゃ!

日銀短期経済観測のポイント

 ☑企業家心理が読めるのにゃ!
 ☑設備投資、在庫投資、景況感の予想ができるにゃ!

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photo by Jetske19

日銀短期経済観測の詳細

〈趣旨〉
 企業の経済活動の現状把握と将来予測をするためのデータです。
 主要企業を対象に生産、売上、在庫などの業況判断を調べており、
 企業がいま何を考えているのかを知る最も相応しい調査と言われています。
 正式名称は全国企業短期経済観測調査で、俗に「日銀短観」とも呼ばれます。

〈発表機関〉
 日本銀行調査統計局経済統計科

〈アドレス〉
  http://www.boj.or.jp/statistics/tk/

〈発表期間〉
 4月初、7月初、10月初、12月中央に
 前期四半期の実績、当期修正予測、来期当初予測を発表。

〈重要度S〉

日銀短期経済観測の調査方法

 

1.総務庁が公表する事業所・企業統計調査を基に、常用雇用50人以上の民間企業から、
  業種別・規模別に設けた区分ごとに調査対象企業を選定する。

2.対象企業は原則固定。(2014年現在、製造業:3584社、非製造業:4684社)
  ただし、合併や倒産などがあった場合は補充されることがあります。

3.対象企業の総売上高、国内売上高、輸出額、経常損益、製品在庫残高、設備投資額、
   借入金、現・預金、人件費、減価償却費etcを四半期ごとに記入させる計数調査。

4.上記の計数調査に加え、アンケート形式で現状、将来の見通しに関する景気動向指数
  (Diffusion. Index, D.I.)を作成。

5.アンケートの内容は、業況、製商品・サービス需給、在庫水準、生産設備、資金繰り、
  金融機関の貸出態度、雇用人員、販売価格、仕入価格etc...

日銀短期経済観測のの読み方

 1.業界景気の総合判断
   日銀短観の業況判断D.I.は、各業界の景気についての総合判断を示すものです。

 2.業況判断D.I.
   業況判断D.I.が前期に比べマイナスであっても、景気好転の可能性があります。
   業績判断D.I.は、「良い」と思う企業の割合から「悪い」と思う企業の割合を
   差し引いて作ります。
   例えば、業績判断D.I.が前期は前期比20%マイナスだったのに、
   今期は同10%マイナスだったとします。
   「悪い」と判断した企業が減っているので、景気は良くなっていると読めます。

 3.企業の主観が入ることに注意
   判断調査には、アンケートが主体であるので、各企業の主観が入り込みます。
   例えば、製造業の設備投資は常に実績値が予想値よりも下回ったり、
   反対に、製造業の手元流動性は実績値が予想値よりも上回ったりします。